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Marie Antoinette, Sofia Coppola, Kirsten Caroline Dunst, and SoundTracks. I Want Candy. [cinema]

「マリー・アントワネット」という題字が、セックス・ピストルズ(Sex Pistols)バリ。

見知らぬ遠い異国へ連れて行かれるために長い道中、馬車の中で食べて喋って寝て、食べて喋って寝ての繰り返し。それを時間経過を丁寧に描いています。まだうら若き少女マリー。異国の地につれて来られたマリー。部屋の窓から見える見知らぬ風景。それは旅をしたものであれば、誰もが感じたことのあるものであろう。

これは至極、内省的な映画(introspection, reflexive movie)です。一種のロード・ムービー(road movie)と考えても良いかもしれません。

カンヌ国際映画祭で不評だったらしい。。。ヨーロッパの特にフランス(France)やオーストリア(オーストリー, Austria)の方々にとってはそうなのかもしれない。

どうやら日本でも(探偵の周辺の小さな地域では)賛否両論らしい。

この映画は別に史実に忠実に作ってる訳でもなく、極端にデフォルメした恋愛物語でもない。ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)が想像する等身大の若い女性が、時代こそ違うけど、特別な状況に置かれた女の子が普通に感じるだろう事を描いている。彼女の今までの映画と同じ路線である。只、それが実在の歴史上の女性だというだけが違いである。

ケーキをバクバク食べたり、洋服や靴に夢中になり、髪型に凝ったり、そう、あの有名な頭の上に装飾の船が載っている髪型も登場しました。そしてその映像のBGMは、80年代初頭のインディーズ・ロック。

Marie Antoinette - Official Site
http://www.sonypictures.com/homevideo/marieantoinette/index.html

マリー・アントワネット
http://www.ma-movie.jp/

監督は、「ヴァージン・スーサイズ(The Virgin Suicides)」、「ロスト・イン・トランスレーション(Lost in Translation)」のソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)。

出演は、キルスティン・ダンスト(Kirsten Caroline Dunst)、ジェイソン・シュワルツマン(Jason Schuwartzman)、ジュディ・デイヴィス(Judy Davis)

等身大の女の子を描くという意味では、前作「ロスト・イン・トランスレーション(Lost in Translation)」も同じです。スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson) 演じる主人公の感じる心象、揺れる想いを表現したものであった。彼女が名も知れぬ女の子で時代が現代だという違いなだけで、東京の新宿という異国の地で一人ぼっちになって感じる漂うような思いを描くという意味では同じであるはず。

ロスト・イン・トランスレーション

ロスト・イン・トランスレーション

  • 出版社/メーカー: 東北新社
  • 発売日: 2004/12/03
  • メディア: DVD

それにしてもSofia Coppolaは、Scarlett Johanssonの魅力を存分に引き出していたが、本作Marie AntoinetteでもKirsten Caroline Dunstの魅力をその映像に遺憾なく発揮させていたのは見事です。大体、探偵はキルスティン・ダンストと言えばどうじてもインタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(Interview with the Vampire)が思い出されてしまうので女優さんとして芸達者なのは判るけど、あまり好きなタイプではない。スパイダーマン(Spider-Man)のヒロインの時ももっと可愛い娘いるんじゃないの?とか想ったし。でもこの映画「マリー・アントワネット」を観ている時には「いい女だなぁ」と思わせてくれる。流石です、Sofia Coppola。でも多分だけど、ソフィア・コッポラは自分が好きな気に入った女優さんしか使わないのでしょうね、きっと。

ところで「ヴァージン・スーサイズ(The Virgin Suicides)」でもキルスティン・ダンストが主演だったみたいだが、観ていない。彼女をどの様に魅せたのであろうか?今度観ることにしようと想う。

ヴァージン・スーサイズ

ヴァージン・スーサイズ

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2001/02/02
  • メディア: DVD

サントラ(SoundTrack)は、コレ。思わず映画館で買ってしまいました。面子は前述したように、80年代インディーズ・ロックが主体。Siousie & The Banshees, New Order, The Cure, Adam & The Ants, Gang of Four, Bow Wow Wow, ... その他にも The Strokes等等。 Sofia Coppolaの趣味だろうけど。探偵も嫌いじゃないというか好きですけどね、その頃インディーズにズッポリ嵌まっていたし。

Marie Antoinette

Marie Antoinette

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Verve Forecast/Polydor
  • 発売日: 2006/10/10
  • メディア: CD


そういえばオスカルもアンドレも居ないですね、実在の人物じゃないから当たり前か。架空の人物ですからね。そうそ、フェルゼンは登場します(実在の人物なんですね、知らなかった)。彼は面目躍如ですよ。

上映時間、二時間強の長丁場でしたが飽きずに最後まで楽しめました。衣装や靴などのファッションも、お城の中の内装も豪華絢爛、中庭の風景やマリーの別邸、そしてお花までもが綺麗な画です。べるばら(ベルサイユのばら)ファンの方も、またそうでない方も、是非ご覧あれ。

I want cake.


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コメント 4

ぐらはむ

この映画みたいです。映画館まで足がなかなか運べないのでレンタル待ちです。でもマリー役の人はインタビュー・ウィズ・ヴァンパイアやスパイダーマンの方だったんですね。全然気がつかなかったです(こっちの映画かわいすぎ、、、)フェルゼン様見てみたいです。あの時代の変な髪型(ズラ?)じゃないといいなあ
by ぐらはむ (2007-02-16 16:30) 

工藤俊作

ぐらはむ サン:多分、気に入ると想いますよ。画だけでも綺麗ですよ。お楽しみに。
そうそ、フェルゼンもね。それとついでに、ルイ16世がまさに適役ですよ。池田理代子の漫画にそっくりなのです(笑)ソフィア・コッポラも「べるばら」読んだのでしょうか?お楽しみに。
探偵の工藤より。
by 工藤俊作 (2007-02-16 17:40) 

まなてぃ

こんばんは、工藤さん。Nice&コメントありがとうございました。
えーこの『マリー・アントワネット』は観ようか観まいか、非常に迷った作品で、
結局、映画館での鑑賞はしなかった作品です。
予告編をみる限りではオーストリアの皇女や、フランスの王妃というよりは
おきゃん!な女の子という感じをうけましたね。

しかし・・キルスティン・ダンストに、マリー・アントワネットを演じさせるとは・・
意外すぎる配役に、仰天したのを今でも思い出しますね。
DVDになったら、ぜひ鑑賞したい作品ですよ。
by まなてぃ (2007-04-10 18:21) 

工藤俊作

まなてぃ サン:是非ご覧下さいな。歴史じゃなくて周囲の人々や環境に影響されて流れに抗おうとしても逆らえない運命の一人の女性を描いたのです。面白いデスヨ。
探偵の工藤より。
by 工藤俊作 (2007-04-10 20:52) 

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