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not identity, identify, About the judgment material which discriminates others. Part 2. [meditation]

ふとした瞑想の続編です。すでに長文になっておりますが当初の散策の目的地まで歩いてみます。しかしながら探偵が知りうる限りの稚拙な知識の範囲であり、つまりは星の王子さまが住んでいるお星様を勝手にぐるぐる巡る散策なのです。無理してお付き合い頂かなくても結構デスヨ。

発端記事:

Nightwish, Dark Passion Play, Amaranth, The Band from Suomi, Finland, and Bran New Singer "Anette Olzon" join from Sverige, Sweden.
http://blog.so-net.ne.jp/kudo_detective_office/2007-09-30

コメントに触発されて色々脳内散策をしてしまいました。アイデンティティ "identity" というか他者による認識(ちょっと大袈裟ですけど)について瞑想の散策してみましたので、書き記しておこうと想いました。但し、あくまで自身にて瞑想した結果を書き記すものであり、別段これについて広く意見求めたりしている訳ではないので、その点ご了承下さいまし。

前回記事未読でありましたら、まずはコチラの前段部分からお読み下さい。

not identity, identify, About the judgment material which discriminates others. Part 1.
http://blog.so-net.ne.jp/kudo_detective_office/2007-10-01
chap. 0. アイデンティファイとは
chap. 1. 他人を識別する判断材料について
chap. 2. アニメにおけるキャラクターの識別について

では、徒然ながらに続きをしたためます。。。


3. ロックバンドにおける識別について:

やっと本題ですが、ロック・バンドのそれについてです。

ロック・バンドを識別する際には(無論)主に聴覚を用います。
対象がレコードやCDであり、その発生する音を聴いて識別するからに他ありません。当たり前ですけど。

問題は識別する音でありますが、その音が単なる音声だけはなく音楽であり、それが波動として空気を伝わってくる振動を耳の鼓膜で受け取ります。知覚として認識できるのは可聴域の範囲に限定されますけど。ですが、ロック・バンドが奏でる波動には音楽としてある範囲での固有な特徴があるかとも思われます。

ロック・バンドを識別する「音」を構成する要因を探ってみたいと想います。

3-1. 「音」を構成する要因

要因としてまず思いつくのは、ロック・バンドの構成形態です。バンド構成により演奏する楽器や人数が異なり音に直接影響することでしょう。但しロックバンドの場合、ある程度の範囲で限定することが可能です。

ロック・バンド基本構成としては、ギター "Guitar"、ベース "Bass Guitar"、ドラム "Drums"、そしてボーカル "Vocals" といった構成がほとんどだからです。

これを各々が担当する四名構成のバンドが主流です。先ず想起されるのは無論「レッド・ツェッペリン」 "Led Zeppelin" や「ブラック・サバス」 "Black Sabbath" といったハード・ロックを創生したバンドです。それぞれが専任の担当を占有して行うといった形で演奏して波動を産み出す訳です。またこの構成にキーボードなどが加わった五名構成の形態もあり、それはディープ・パープル "Deep Purple" の様なバンドで見られます。

またボーカル担当を他の楽器の担当者が掛け持ちする一番タイトなトリオ構成のスリー・ピース・バンド "3 Piece band" という形態もあります。特にスリムさを好むロックンロール・バンドが良くとる構成でもあります。代表的なバンドとしては、スティング "Sting" がボーカルを兼任する「ポリス」 "The Police" や ポール・ウェラー "Paul Weller" がボーカルを兼任するジャム "The Jam" などのバンドがそうです。ハード・ロックでのスリー・ピース・バンドといえば、初期のグランド・ファンク・レイルロード "Grand Funk Railroad" が挙げられるでしょう。

タイトな構成を採るバンドは少数派であり、これとは逆にメンバーが増えるケースが大勢を占めます。一番顕著に採用される構成としては、ギター担当が二人になる五人構成が挙げられます。ギターの音量を強調させるヘビィ・メタルのバンドが好んで組む構成の一つでもあります。二人のギタリストの作業分担としてリード・ギターとリズム・ギター(もしくはサイド・ギター)というように役割分担をしたり、双方ともリードを取るツイン・リードなどといった場合もあります。

ギター二人の場合で作業分担が明確になっている場合での代表的な例は、AC/DC や スコーピオンズ "Scorpions" が挙げられるでしょう。通常のリフを担当する以外にメインのメロディやソロ・パートなどギター音がフィーチャされる部分に関して担当するリード・ギターと、その片方でリフを中心にベース音に近い部分でリズム隊の部分をも支えるリズム・ギターといった役割分担です。

また二人の特色を双方共に発揮するべく採用されたフォーメーションであるツイン・リードの宗家には「ウィッシュボーン・アッシュ」 "Wishbone Ash" が挙げられますが、後にはヘビィ・メタル・バンドの多くがこの構成比を取ります。メタルゴッド「ジューダス・プリースト」 "Judas Priest" そしてNWOBHMで登場しメタルの良心と呼ばれる「アイアン・メイデン」 "Iron Maiden" やなどに代表される様にギター音量の厚みやバリエーションを増す目的でこの構成になっています。但し、同様にツイン・リードとしてギターが二人居てもベースがボーカルが兼任しキーボードがメンバーに含まれている「ナイト・レインジャー」 "Night Ranger" とは構成比が異なります。

ここまでで、音を構成する一つの要因にロック・バンド構成形態である、人数や演奏楽器が出力される音色の大きな要因になると考えることが出来るでしょう。


もう一点、バンド自体の意思に関係なくというよりは、意思や意志にも影響与える重要な要因が考えられます。それが時代です。

前述の "Led Zeppelin" などハード・ロックの神々達は、1960年代末から1970年代初頭にかけて登場した訳ですが、その活躍した時代が音としての波動にも深く関与します。

ロック自体そのものの創生がブルースに根源を為している様に、音楽そのものが原始からの大きな胎動の中で産まれ変化し、様々なバンドが登場し活躍することによって、更にはその影響が再帰的に後進に波及されていう輪廻を繰り返す事により、次々と過激に変化したり、細分化され多岐化し、あるいは二つのジャンルが融合しあったり、と様々に影響しあって発生する音質が異なってきます。

ブルース・ロック、フォーク・ロックから跳び出すようにハード・ロックが登場し、ニューロック、プログレッシブ・ロックなどを経て、パンク・ロックの風が吹きまくり、ハード・ロックを先祖としてヘビィ・メタルが現れ、ハードコア、ポジティブ・パンク、ニューウェーブの波として細分化、その傍らには、フュージョンとして融合したロックやジャズ・ファンク、更にはグランジ、ガレージ、オルタナティブ・ロックのブーム。メタルの細分化は凄まじく、スラッシュ、ストーナー、ブラック、ドゥーム、ゴシック、デス、ネオクラシカル、プログレッシブ、シンフォニック、スピード、パワー・メタル。。。更には、スクリーモやメロコアなどといった範疇まで。流行や商業的部分も含めた単なる名称として音楽ジャンルという範囲に係わらず、多岐化した「音」そのものが時代と供に登場したバンド達が産み出し、確実にその変化を魅せつけます。これは俯瞰してみれば一目瞭然でしょう。

バンドを構成する人達がその先人達の影響を受けずには居られないのは自明の理。全ての創造は模倣から始まるのです。ある意味、因果応報なのです。

また時代が影響するのは、楽器(と録音技術)の進化、発展による影響も見逃せません。それと演奏技術の切磋琢磨による技術向上もあります。

演奏技術の変化としては、象徴的な例として、ジミー・ペイジ "Jimmy Page" がヴァイオリンの弓でギターを弾くといったボウイングという奏法や、エドワード・ヴァン・ヘイレン "Edward Van Halen" がギターフレットの上の弦を右手で叩きつけて音を出すライトハンドといった奏法を産み出して音を紡ぎ出していたのは、演奏技術の向上による波動の変化です。またイングヴェイ・マルムスティーン "Yngwie J. Malmsteen" の様にプレイ・スタイルも然ることながら、パフォーマンスの凄みが影響を与えるといったこともあります。そういった演奏技術が後続のミュージシャンに多大な影響を与えたのはいうまでもありません。

それにも益して直接的に波動たる音を変化させているのは、使用する楽器やその周辺技術の進化に因るものです。シンセサイザーなどの電子楽器の登場によりテクノといったジャンルまで登場する程、その楽器の進化の影響はロックのそれにも深く影響しています。シンセサイザー、サンプリング、リズム・マシーン、ギター・エフェクターなどによって様々な波動を容易に産み出すことが可能になりそれが全体の音にも大きく影響しています。
またさらにこのような電子楽器の変化により、前述のバンド構成形態にも影響も与えています。独り(もしくは二人)でバンドが構成されすべての演奏も行うといったことも可能になっています。

二つの要因を掲げましたが、第二には該当するロック・バンドが活躍する時代、楽曲がつくられた時期、年代が要因となり、歴史となっている時系列順に出力される音に影響を齎す要因と考えることが出来るでしょう。これまた因果応報です。

またも目的地まで届かずここで力尽きましたので、本日はこれでお仕舞いです。ここまで来たら次回こそは散策の終点まで続けたいと想ってます。

次回は、「3-2. 音を識別する項目」となる筈です。次回完結の筈です。


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コメント 4

ハードロック芸人

音楽の話ならば、と思ったのですが、私の知能ではついて行けず、まさに、頭がオーバーヒートしました。
by ハードロック芸人 (2007-10-05 01:05) 

のんたん

前回の探偵さんに触発されて?私はもっと簡単なところでバンドの識別について
考えてみたりしました。とっても単純に、ですけど。
ある時、とても好きだった音楽も、その時にそのメンバーがいなければ出なかった
音な訳で、今もそれを求めちゃうのはファンとしてもメンバーに対しても
酷なことなのかなーなどということにしか思い当たりませんでした。
私の場合、瞑想は広がりませんでした。。。
次回の散策も、思いっきりなさってくださいませ。
by のんたん (2007-10-06 08:54) 

工藤俊作

ハードロック芸人 サン: ちょっと想ったことを文字に落として整理しただけデスヨ。結果、ちょっと整理程度ですし、自分で再考する切掛になったのが有用なだけです。理解出来なくて当然デスヨ。無問題。大事なのは聴いて見て感じることですから。もしくは自分で演奏して皆と一緒に楽しむのでしょうね。音楽なのですし。貴殿も存分に音を楽しんで下さいませ。
探偵の工藤より。
by 工藤俊作 (2007-10-18 11:18) 

工藤俊作

のんたん サン: やはりバンドの識別ではメンバーですよね。誰が唄っているのか?誰が演奏しているのか?誰がステージに立っているのか?誰の写真がジャケットにプリントされているのか?とても重要というかもろ核心です。次回はそのあたりにも言及していくつもりでしたが、ちょっと違う切口で見てみようと想ってます。いつになるか分かりませんが、次回も散策続けさせて頂きますね。

追伸:Halford, Narnia, Axel Rudi Pell, Agent Steel, Steel Assasin, etc... 新譜リリースもラッシュが続く上に、気になった旧譜を入手したCDも増え続けており、新旧取り混ぜて書いて置きたい事がどんどん溜る一方ですが、どんどん忘れていきます、忘却の彼方へ。できるだけ忘れる前になるたけ書きたいと想ってます、そのうち。思い出せたらその時書きます、タイミングが合わないかもしれませんが書きます、なるたけ。その際には宜しくお付き合い下さいませ。

探偵の工藤より。
by 工藤俊作 (2007-10-18 11:38) 

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